みなさまこんにちは。営業部 林です。
近畿地方が過去最も早い梅雨入りをしたと、発表がありましたね。
地球温温暖化の影響等もあるのでしょうか。
毎年どこかで大雨の被害が出たり、大型の台風が発生したりとしていますが、大きな被害が出ないといいのですが。
さて、今回は『オフィス内の環境管理と対策方法』についてお話致します。
近年では環境に配慮する意識が高まり、夏には『クールビズ』、冬には『ウォームビズ』といった環境対策を徹底する企業が増えてきていますよね。
しかし毎日の大半を過ごすオフィスが寒すぎたり、暑すぎたりしては業務に集中することができません。
◎まずは、オフィスの『快適』な温度・湿度についてみてみましょう。
労働安全衛生法の「事務所衛生基準規則」の第五条に、『空気調和設備等による調整』(エアコンなどの空調設備による調整)という項目があり、その3項に【室(労働者を常時就業させる室)の気温が17度以上28度以下及び相対湿度が40%以上70%以下になるように努めなければならない】と記載があります。
この規則に則り、オフィスで仕事をするのに『快適』な気温や湿度を見つけ出し設定する必要があるのですが、実際に『快適』に仕事をする為には、どのくらいの温度と湿度にするのが良いのでしょうか。
『快適』な温度や湿度というのは人によって感じ方が異なります。温度の感じ方も人それぞれ違いますし、座席の位置によっても温度の感じ方は変わるものです。
一般的な目安としては【温度が25度ぐらい】、【湿度は45〜60%】だとは言われています。
◎『快適』な気温や湿度を見つけ出さないといけない訳は?
先程、『快適』な気温や湿度を見つけ出し設定する必要があるとお話し致しましたが、それは何故なのでしょうか。以下のような理由があげられます。
◆体感温度は人によって異なるから
男女や体格、年齢によって代謝機能が異なります。寒がりの人もいれば暑がりの人もいます、気温の感じ方は人それぞれ個人差がありますので、全員にとって【許容範囲内の快適】な温度・湿度を見極める必要があります。
また、暑さ・寒さへの耐性は日ごろの生活による慣れにも影響があるとも言えます。
◆業務内容により異なるから
営業などの様に外出が多い人と、内勤で1日中オフィスにいる人ではもちろん感じ方は異なります。
また店舗の様な来店型の場合は、来客に合わせた空調設定が必要となります。
もちろん、その場合はターゲットととなるお客様(年齢、性別等)に合わせた設定が必要となります。
◆オフィスの場所により空調環境が異なるから
同じオフィス内でも場所によって空調環境は異なります。
例えば、窓からの日差し・すきま風、パソコンやコピー機などのOA機器からの放熱、人が集中しているかどうかなどでも影響を受けます。
もちろん、空調が直接当たるかどうか、出入口に近いかどうか等も大きく影響します。
◎『快適』なオフィス空調管理の具体的な対策
人それぞれ感じ方は異なるので、『従業員全員が快適』とはなかなかいかないのが現実でしょう。ただ、全員が許容範囲に収まるように、適温の乖離が少なくオフィスで快適に過ごすための具体的な対策をご紹介したいと思います。
◆放熱する機器の影響を少なくする
プリンターやコピー機などはデスクから離れた場所に設置して影響を受けないようにする。
パソコンの本体など放熱するものは、足元など少し離れた場所に設置する。
仕事に使用しない冷蔵庫、ポット、湯沸かし器、コーヒーマシンなどの家電は休憩スペースなどの別の場所に移動させる。
◆ブラインドやカーテンを使用する
直射日光が差し込む場所があれば、ブラインドやカーテンを使用し急激な気温の上昇を防止し、窓からの日差しを夏は遮断し、冬は有効的に活用する。
◆扇風機・サーキュレーターを使用する
エアコンの風を部屋に均一に循環させるために、扇風機やサーキュレーターで空気の流れをつくり出せます。温かい空気や涼しい風を循環させることができて効果的です。
◆換気を行ったり、空気清浄機を使用する
暖房や冷房を長時間使用していると、空気が淀んできたような気分になります。
定期的に窓が開けられる環境であれば、ときどき窓を開けて換気を行い、暑くなりすぎ・寒くなりすぎを防止しましょう。また窓を開けるのが難しい場合には、空気清浄機を使用することも検討しましょう。
乾燥しすぎている場合は加湿器を使用することも検討しましょう。
◆エアコンの風向は壁、もしくは天井に向ける
エアコンの風は直接人に当たらないようにし、壁や天井に向けて反射させるようにしましょう。暖かい空気は上方へ、冷たい空気は下方へたまりますから、エアコンの風向は、暖房はできるだけ下方向へ、冷房は上方向に向けると効果的です。
◆時間によって微調整する
時間帯により外気温や日差しの入り方は異なります、オフィスの温度もそれにあわせてこまめに調節することも効果があります。
◆空調使用のルールを決める
誰でも空調の温度を設定できる状態では、最初に設定した人の都合に合わせた温度になってしまいます。空調機の設定温度等は予め決めておくことも効果的です。
また、定期的に温度や湿度が基準値になっているかチェックし、調整するようにしましょう。
◆各自で工夫する
暑さ・寒さの感じ方には個人差があるので、衣服を調整したり、ブランケットなどをかけて適宜調整したり、身体を動かして代謝をあげたり、各自で気温の感じ方を調整することも大切です。
◆フリーアドレスの導入
オフィス内で自分に適した場所(快適に過ごせる場所)で業務できますので、空調問題の解決策の一つにもなりえます。
オフィスの温度や湿度管理は、従業員の快適性を左右するだけでなく、集中力や生産性、健康にも大きく影響します。
年齢、性別や体調の状況が異なる従業員全員が快適に過ごせる環境を作るのは難しいかもしれませんが、重要なのは現状の気温・湿度をはじめてとし従業員にとって快適に過ごせるオフィスになっているかが重要です。
一度オフィスの環境を客観的に見てみることも重要ですね!
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