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賃貸オフィスビル営業マンがお伝えするお役立ち情報（仕事の効率UP配線編）

みなさまこんにちは。営業部　林です。

本日は「双子の日」です。

1874(明治7)年のこの日、「双子の場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官指令が出された。

それまでは、後に産まれた子を兄・姉とする地方もありました。

さて、今回は【仕事の効率UP　配線編】です。

これまで【仕事の効率UP】と題した話題をいくつかお話いたしましたが、今回は近年、オフィスのデジタル化が進み仕事も効率的に進むようになった反面、配線が煩雑になり様々な問題や心配事が発生しているといったことを耳に致しましたので【配線】における注意点並びに整理方法についてお話しいたします。

まずは各種ケーブルの注意点です。

・LANケーブル

LANケーブルはネットワークに接続する機械を有線で接続する際に使用するケーブルです。無線LANも普及していますが、オフィスではまだまだ使っているところは多いのではないでしょうか。

ただ、このLANケーブルは少し注意が必要です。LANケーブルの中身は金属製の導線なので、椅子や机で踏んでしまったり、曲げた状態での使用が繰り返されると断線してしまう可能性がありとても危険です。

ルーターと接続しているケーブルが断線してしまうと、会社のネットワーク全体に影響してしまい、ネットワークに接続できないという問題だけではなく大切なデータに危険が及ぶ場合もあります。

・電源ケーブル

『電源ケーブルが原因で火災が発生した』というようなニュースを聞いたことがありませんか。

電源コードを束ねて使ったり、たこ足配線により容量をオーバーしたりといった様々な理由で火災が発生します。また、デスクやキャビネット等の配置により掃除がしにくい場合は埃が溜まりやすく火災になる可能性もあります。（トラッキング火災）

総務省消防庁の調査でも建物火災の出火原因はたばこやコンロなどに次いで「電灯・電話などの配線」も大きなウエイトを占めているので決して他人事ではないでしょう。適切な対処をしておくことをおすすめいたします。

次に整理方法についてですが、そもそも配線はどうして煩雑になりやすいのか。

理由はいろいろ考えられますが、一番の理由は【機器の増加】です。人員の増加や新しい機器の導入などにより様々な機器が増え、元の配線はそのままで無計画に追加され、気付いたら煩雑になっていた。というのが多い理由のようです。

・上手な配線の整理方法

・モールで配線を隠す

モールとは、複数のケーブルを簡単にまとめて保護することができるカバーのことです。

モールを使用することでケーブルに埃がかぶるのを防げたり、引っ掛かったり・踏みつけたりすることにより断線するリスクを減らすことができます。またネットや家電量販店などでも簡単に購入ができるのがメリットですが、床や壁がデコボコしてしまう点と、差込口やコンセントからの距離が離れている場合は長々とモールを敷かなければいけないのはデメリットと言えます。

・結束バンドやボックス等を使ってまとめる

簡単な方法で思い浮かぶのが、結束バンドやボックス等を使ってまとめる方法ではないでしょうか。ただし、ケーブルをたくさん一箇所にまとめすぎるとケーブルの放熱が悪くなったり、きつく締めすぎるとケーブルが傷み、正しく機能しなかったり、最悪の場合発火することも考えられますので、使い方を考える必要もあります。

ボックス等にまとめる場合も、熱がこもることが考えられるので適度に風通しの良いボックスを選ぶか、穴をいくつか開ける等の対応が必要です。

・より徹底的な方法

最も配線が綺麗にスッキリ隠せる方法に、OAフロアがあります。

OAフロアとは、床下に空間を設け、床を二重化したフロアのことを言います。床を二重にすることにより乱雑になっているケーブル類を床下空間にスッキリ収納することが可能です。

OAフロアには以下のようなメリットがあります。

・配線がスッキリするため、見た目が良くなる

・配線が床下にあるため、レイアウトがしやすい

・掃除がしやすい

・断線の心配がない

・引っかかって転倒するなどのトラブル防止できる