みなさまこんにちは。営業部 林です。
本日は「漱石の日」です。全然知りませんでした。
1911(明治44)年のこの日、文部省が作家・夏目漱石に文学博士の称号を贈ると伝えたのに対し、漱石は「自分には肩書きは必要ない」として辞退したことから、制定された日です。
さて、今回は『オフィスにおけるストレス対策』についてお話致します。
『日ごろ、どれくらいストレスを感じているか？』というアンケートを取ると、７割弱の人が「とてもストレスを感じている」「ややストレスを感じている」と返答したというデータがあります。
また、ストレスを感じる状況については、年代や性別によっても異なりますが、「仕事内容・労働環境など」「金銭面」「職場の人間関係」「病気やケガ、健康・体力面」「将来への不安」といった事をあげた人が多かったようです。特に30～50代の男性は【仕事】に関することをあげた人の比率が高いという結果も出ています。
ストレスがたまると業務の生産性が低下するばかりでなく、従業員の健康に悪影響を及ぼし、離職率が高くなるリスクもあります。
通勤時間・人間関係・オフィス環境など、ストレスとなる要因は人それぞれですが、優れたスキルや能力を持っていても、それを十分に発揮できる環境がなければ、生産性は半減してしまいます。
ワーカーが最高のパフォーマンスで業務を遂行するためには、オフィス環境におけるストレス要因への対策が重要となります。
まずは、【ストレスが及ぼす影響】についてみてみましょう。
・業務効率の低下
ストレスは脳の処理能力を低下させます。そのため、モチベーションや集中力が低下します。結果、作業効率や生産性を低下させてしまい、仕事でのケアレスミスが増えるなどのリスクも増えてしまいます。仕事でのミスが増えると、会社全体の信用や利益にダメージを与えるだけではなく、会社全体の雰囲気が悪くなったりと、良くない事が連鎖的に起こる可能性もあります。
・病気のリスクが高まる
ストレスが要因で引き起こされる病気には、『急性胃腸炎』『うつ病』『パニック障害』『自律神経失調症』『蕁麻疹』などがあります。ストレスに対する耐性は人によって異なります。『蕁麻疹』の様な目に見える症状があると分かりやすいですが、精神的な病は目に見えませんので、一見大丈夫そうに見えても環境におけるストレスを感じていて、何かの病気を抱えている可能性は十分にありえます。
・離職率が上がる
ストレスを感じる状況で【仕事】や【職場】の事が占める割合が多い事は初めにもお伝えしましたが、そうなると、ストレスのより少ない【仕事】や【職場】を求め離職するという事がやはり起こりえます。働いている人にとっては快適な環境でストレスなく業務できるかどうかは重要な要素の一つです。
・コミュニケーションの低下
人間関係自体がストレスの原因になっている場合は当たり前のですがコミュニケーションは低下します。
そうでなくても、ストレスを感じているとふとしたことでも人間関係は悪化しやすくなります。そうなると、社内連絡や各部署との連携に支障をきたすリスクも高くなります。
次に、【ストレスの要因】についてみてみたいと思いますが、初めにも述べたように人それぞれ『人間関係』や『通勤時間』などといったようにいろいろな要因が考えられます。今回は【オフィス環境】に絞って少しみてみましょう。
・音
騒音や雑音が多い環境では業務に集中できずストレスにつながります。また逆に、静かすぎるのも、ストレスの一因となることがあります。
・空調
室温や湿度が不快だとストレスの要因となります。空調設備や換気設備を活用して、誰にとっても快適な室温や湿度をキープすることが大切です。
・視線
他人からの「視線」はストレスの要因となります。視線を感じることは妙な緊張感を生み出し、ストレスにつながります。
・汚れ
トイレが清潔でなかったり、整理整頓や掃除が行届いていないオフィスもストレスの要因となります。
・閉塞感
狭いスペースで業務していると、閉塞感を抱くようになりストレスを感じやすくなります。
快適に働けるオフィスの広さをキープできるように心がけえることが重要です。
最後に少しの工夫でできる【ストレスの軽減・解消方法】を見てみましょう。
・業務内容に沿った職場環境を整える
業務内容にあわせて、使いやすい環境を整えることがオススメです。休憩スペースを確保することも重要です。
・観葉植物などインテリアの設置する
オフィスに観葉植物などのグリーンアイテムを取り入れることもストレス解消に有効です。心を癒す効果が期待できるほかに、空気を浄化して乾燥を抑制する保湿の効果も期待できます。
・清潔感を保つ
オフィスの整理整頓と清掃は、もっとも簡単にできるストレス解消対策です。
【仕事】や【職場】に起因するストレスには、業務や待遇、人間関係だけじゃなくオフィス内の環境そのものが大きな要因となっている場合も多くあります。ストレスをできるだけなくすためにも、まずはオフィス環境を見直すことから始めてみることをオススメ致します！！
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